小動物飼養販売管理士 2022年 模擬演習問題⑨ 免許・資格 - 資格 小動物飼養販売管理士 Q181.寄生虫についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢寄生虫は体の表面に寄生する外部寄生虫と体内に寄生する内部寄生虫に分類される。内部寄生虫には回虫、条虫などが含まれる。犬糸状虫(フィラリア)は蚊が媒介して病気を発生させるので外部寄生虫である。 Q282.病原体についての記述です。正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢感染症の病原体には細菌、ウイルス、寄生虫が含まれるが、真菌、リケッチア、クラミジアは含まれない。病原体(寄生虫も含む)が人や動物の体内に入り、増殖する状態を感染と言う。病原体には肉眼で見えるものは存在しない。 Q383.感染と免疫についての記述です。正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢感染の成立には、感染源、感染経路、病原体の3つの要因が必要です。経口感染とは、病原体が呼吸器系を経て感染することです。免疫には、先天性免疫と後天性免疫がある。 Q484.ワクチンについての記述です。下記から誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢動物体内に病気を起こさせないようにした病原体を入れ、動物体がその病原体が起こす病気に抵抗(免疫)を持つようにしたのがワクチンである。犬の予防ワクチンは不活化ワクチンだけである。不活化ワクチンは病原体を完全に死滅させて作ったワクチンのことである。 Q585.消毒についての記述です。正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢消毒とは全ての微生物を死滅させることである。消毒には熱消毒の物理的消毒と消毒剤を用いる化学的消毒がある。クレゾール消毒は多くの細菌とウィルスに効果がある。 Q686.人と動物の共通感染症についての記述です。正しい記述を1つ選びなさい。 選択肢人と動物の共通感染症とは、人と脊椎動物の間で自然の状態で伝播する疾病と感染として定義付けられている。人と動物の共通感染症の「猫ひっかき病」はウィルスによって引き起こされる疾病です。人と動物の共通感染症は細菌、真菌、原虫、寄生虫が病原体として起こす感染症である。 Q787.狂犬病についての記述です。誤っている記述を、1つ選びなさい。 選択肢狂犬病の病原体は細菌で、発症犬(発病犬)に噛まれ唾液に含まれる細菌が体内に侵入することで感染(発症)する。狂犬病が発生すると犬が規制を受けるのは、狂犬病の感染(源)は犬からの感染が90%と多いためである。狂犬病に感染すると、哺乳類動物は1週間から最長でも1年4ヶ月の潜伏期間を経て発症し、ほとんど100%死亡する。 Q888.犬の「ブルセラ病」について正しいのはどれか1つ選びなさい。 選択肢ブルセラ病は犬の大繁殖施設において発生し、社会的問題となる疾病です。犬のブルセラ病の病原体はリケッチアで、動物の排泄物等が感染源である。犬のブルセラ病は人に感染した場合は、人は無症状である。 Q989.動物由来感染症名(ズーノーシス)とそれを引き起こす病原体と予防法の組み合わせについての記述です。正しい組み合わせの記述を1つ選びなさい。 選択肢狂犬病・ ・ ・ウイルス・ ・ ・ワクチンパスツレラ症・ ・ ・ウイルス・ ・ ・傷口を石鹸でよく洗うレプトスピラ症・ ・ ・ウイルス・ ・ ・ワクチン Q1090.下記の動物由来感染症のうち、正しい内容のものはどれか1つ選びなさい。 選択肢サルモネラ症の病原体はウィルスで、主な対象動物は牛と豚である。ウェストナイル病の病原体はウィルスで、蚊が媒介する感染症である。エキノコックス症の病原体は多包条虫、単包条虫で、北海道だけに発生している。